映画 『青空エール』 感想&評価 突っ込み所満載! 頼むから演奏を聴かせてくれ、、

      2016/09/12

やぁどうも!
モテ男の中のモテ男、りょうだ!
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今日は最近見に行った映画『青空エール』についての俺の感想を書いていこうと思う。結果から言うと、まぁまぁ楽しめるいい作品だったと思う。しかし突っ込みどころがかなり多かった!

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突っ込み所その1 敵側として描かれた教頭先生が正しい

主人公の所属する吹奏楽部にたいしてねちねちと文句を言ってくる教頭先生

その文句の内容は「他の部活に比べて予算が多い」「下校時刻を越えても生徒が残っているのはおかしい」などなど

これさ、教頭先生正しくない??吹奏楽部だけ特別扱いできんだろ普通、予算のことをせめるのは当然な気がする

ほんで下校時刻を守らない生徒を注意するのも当たり前。そもそも下校時刻守らんのは校則違反だしそんな夜にトランペット吹かれたら近所迷惑でしかない

当たり前なことを当たり前に注意する教頭先生を敵側に置かれても感情移入できんというか、吹部はがんばってんだからそれくらい認めろっていうずうずうしさが感じられてどんどん引いてみてしまった

突っ込み所その2 ありえない茶番

吹奏楽部に、トランペット初心者の主人公に唯一優しくしてくれる先輩Aがいるのだが、その先輩Aがコンクール直前に怪我してコンクールに出れなくなる。

そのせいで先輩Aはひどく落ち込んで部活をサボるようになってしまう

それをほっとけない主人公はその先輩Aの家に吹部の仲間10人程をつれて励ましに行く。

部屋に引きこもる先輩Aには、主人公たちがどんな言葉をかけても無駄だった。

そんな時、先輩Aとは昔からずっとやってきた先輩Bが声を荒げて話しかける
「1年のとき約束したじゃん!!」「一緒にコンクールで吹くんでしょ!」

俺は目と耳を疑った

コンクールに出れないから落ち込む先輩Aに「一緒にコンクールで吹くんでしょ!」と声をかける先輩Bは頭が逝ってる

しかも、先輩Aをメンバーからはずしたのは先輩Bなのである

まぁ細かいことを気にしなければいい感動シーンだったのかもしれないな、、中学生などはだませるだろう

突っ込み所その3 いつの時代のひとたち?

一応設定では2014年の話という事になってはいるが、その割に主人公が落ち込んでいるときに大介くんは友達に住所を聞いて突然家に来たり、上に述べた先輩の件も、携帯電話を使わずに家に押しかけていることから、何時の時代の話なのかなって、、笑

また、劇中に主人公が大介とラインでやり取りする場面もあるので携帯はしっかり持っている

突っ込み所その4 2年使っても状態のいい上履き 常に真っ白なユニフォーム

感動シーンの一つに、部活に入りたてで落ち込む主人公を励ますために大介君が主人公の上履きにニッコリマークを書くというものがある。

それはすごくいいと思うんだが、それから二年後の3年生になった時もその上履きを履いていた

上履きってそんなに長く使えなくね?

それと、野球部の練習や試合のシーンでは、不自然なほどユニフォームが白い
それに違和感を覚えるのはさすがに俺がひねくれたおっさんだからなのか?

突っ込み所その5 なぞの複線

主人公は小学生の時にトランペットに憧れていたにも関わらず、なぜか中学では吹奏楽部に入っていない。

そしてそれを友達に尋ねられるシーンがあった。うんうん俺も知りたい!と思い主人公の返答を楽しみにしていたのだが、主人公が「それは、、、」と呟いた直後場面が変わった。

なるほどね、また後で分かるんだなと思っていたんだがそれからこの話題に触れることはなかった、、、

また、教頭先生との会話の中で顧問の先生が今年で顧問最後だと分かるが、その後この話題に触れることはなかった

突っ込み所その6 大介君は大丈夫

この映画の一番盛り上がるところは、部活中に怪我をしてリハビリ生活を送ることになる大介君へエールを送るために吹奏楽部員全員で病院に行き演奏するというところ。

自分のために演奏してくれた主人公たち、また演奏も素晴らしくて大介君も力をもらった。

その後も大介君はリハビリを頑張っていた。

でも実は、大介君は演奏を聴く前もしっかりとリハビリを頑張っていたし、演奏前後で大介君に特に変化はない。

大介君に送られたエールは病院の前で何十人もの部員が演奏するなんていう半端無い近所迷惑と釣り合うほどの素晴らしいものだったのだろうか?

自分の好きな人一人のためにコンクールの近い部員たちも巻き込んだ主人公は俺が最近みた物語史上最強に自己中である

でも、そんなことを置いといても迫力はすごかった!

俺は音楽が好きだから、大迫力の演奏がかかりだしたときはマジで鳥肌がたったし泣きそうになった。

しかし、曲の途中から演奏するに至った経緯の回想シーンが流れだして曲はかなり音が小さくなった、、、

俺は笑ったね

悲しみや呆れを通り越した

主人公と大介君の恋愛が主な映画とはいえ『音楽を聴かす気がないの?』って感じでがっかりだ

突っ込みどころその7 最後のコンクール

これが俺的一番のがっかり、吹奏楽部は最後のコンクールで金賞を取るためにずっと必死に練習してきた。

初心者から始めた主人公も名門高校でメンバーに入ることができた。さぁこれからコンクールだ!!

俺はどんな演奏が聴けるのかワクワクしていた。

しかし、結果的にその演奏を聴くことはできなかった、、、、、

時間の問題でしょうがなかったのだろうけど、コンクールの演奏はオールカット

エンディングのキセキが流れる中、エンドロールの横にちっさくコンクール中であろう映像が流れ、キセキが終わった後に金賞をとって嬉しそうにしている主人公たちが映る。

ため息の連続だ。俺は聴きたかったよ。コンクールの演奏をさ、、

野球の絡んだ青春物だからキセキを主題歌に使いたくなる気持ちは分かるんだが、吹奏楽も絡んでるんだから吹奏楽の曲がエンディングでもよかったんじゃないか?

まとめ

さんざん批判ばっかしてきてあれだが、内容的には楽しめたし初恋の初々しさもよくできていたと思う

特に野球のシーンはすごかった。

スポーツ物の映画で役者が下手だと一歩引いて見てしまうんだがだが、青空エールの野球のシーンは本当によくできていて違和感なく見ることができた。

最後の、地方大会決勝なんか吹奏楽部の応援ともマッチして鳥肌立ちっぱなしだった

なので俺は満足している。

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